なぜ、古典がオススメか?
いろんな読書本でも、意見が一致するところですが、ひとことで言えば
「長い年月を生き残るくらい、書かれてる内容が、本質を突き、古くならないから」
処世訓、人生訓として有名な、「菜根譚」を、読んでいても、
令和の今でも、まったく変わっていない人間の長所・短所が、
そのまま指摘されていたり(500年前の著作なのに!)
まるで、俺のことを書いてる?とビックリするほど、思い当たることがあったり。
特に、私が、古典をオススメするのは、
海外ドラマにハマったことがある人は、経験があると思いますが、似たところがあって、
・ 何回、繰り返し見ても、飽きない
・ 解説本・解説サイトが充実し、より深く作品を楽しめる
・ Wikipedia で、後日談や、裏話も楽しめる
・ 作者、役者、監督の、他の作品を、深掘りする等、楽しみが、数珠つなぎに広がる
・ 解説本・解説サイトが充実し、より深く作品を楽しめる
・ Wikipedia で、後日談や、裏話も楽しめる
・ 作者、役者、監督の、他の作品を、深掘りする等、楽しみが、数珠つなぎに広がる
さらに、古典だと、
・ 翻訳によって、原文の解釈が異なっていて、微妙な違いを楽しめる
(まれに、訳者によって、描写が大きく違うことも有り)
・ 有名な古典ほど解説本が多く、違った解釈を楽しめる
(ニーチェ、みたいに、再流行が起きると、今でも、解説本の新刊が出たりも)
・ 解説本の解釈が、必ず正しいわけでは無いので、ケチをつけられる
(これも、楽しみの1つ)
(まれに、訳者によって、描写が大きく違うことも有り)
・ 有名な古典ほど解説本が多く、違った解釈を楽しめる
(ニーチェ、みたいに、再流行が起きると、今でも、解説本の新刊が出たりも)
・ 解説本の解釈が、必ず正しいわけでは無いので、ケチをつけられる
(これも、楽しみの1つ)
ちなみに、「菜根譚」だけでも、
ざっと見ただけで、別訳本は、これだけあり(これでも、ほんの一部)
解説本も、こんなにあります(ほんの一部)
若い頃は、難しい本は、難しいからこそ、無理して読む価値があるのだ、なんて、
肩ひじを張って、読むことが多かったですが、
歳をとると、難解な文章のほうが、含蓄が多く、
しかも、自分の昔の経験に当てはまることが有ったりして、
むしろ、歳をとってからこそ、哲学書を読むべき、と、感じることが多いです。
20歳には、20歳なりの解釈
50歳には、50歳なりの解釈
80歳には、80歳なりの解釈
が、出来るのが、哲学書や古典の、良いところの1つ。
解説本の解釈が、必ずしも正しいわけでなく、
働いた経験が乏しい、学者の先生、
従順な労働者を増やし、雇いたいだけの、企業経営者、
読書量、蔵書量を自慢したいだけの、薄っぺらいナルシスト…
が、都合の良い解釈をしていたりもするので、
自分なりの哲学 を、確立するくらいの気概を持って、
紙の本でも、電子書籍でも、形態にこだわる必要は無いので、
ぜひ、チャレンジしてみてください。
ハマる人は、どハマりするはず…・ (^^;